黙読(多読)をするより音読が効果があるんじゃないか? 2

3月にkindle読み放題が数か月に渡って100円程度で済むキャンペーンがやっていました。丁度良かったので入って1日1冊のペースで読んでいたのですが、今となってはサッパリ頭に残っていません。読んだ本のジャンルは主に仏教、古典、自己啓発、健康、スポーツですね。読み放題なので期限内に読めるだけ読んでしまわないといけない焦りがあったのと、ページ数が多い本を1日で読み終わらせたいという気持ちがあったのでじっくり読んだとは言い難かったです。目で文章を追ってるだけに近かったですね。一つのジャンルは1冊読めば他は内容が被ってくるので、読んでない本でも前に読んだような感覚に襲われて既視感が出てきたので読む意欲が失せて記憶に残ってない要因の一つに繋がってるかもしれません。

 

そんなこんなでkindle読み放題が終わり、得る物の無さに多読(黙読)に限界を感じたのでネットを検索したら出てきた音読の方を試してみましたが、疲れる分効果を感じられました。読んだ本は「生涯現役 火事場の漫画家仕事術(中井義則・著)」自分はゆでたまご先生のファンでインタビューは欠かさず読んでいるのですが、インタビューの大半は原作担当の嶋田隆司先生が多くて、作画担当の中井義則先生のインタビューって少ないんですよね。なので中井先生が自伝として書いた「生涯現役 火事場の漫画家仕事術」は貴重な作画担当の経験談が載っていて、発想がぶっ飛んでいる原作担当の脚本をどうやって作画として仕上げるかという禅問答のような苦労が記されています。何度もこの本は黙読で読み返しているのですが、内容を完全に暗記しているレベルまで読み込めていません。そこで音読を試した結果は黙読より内容が頭に入ってきて各エピソードがうっすらと暗記しているレベルまで引き上げられました。黙読だと「この話は面白い」「この話はタメになる」という自分の感情が入ってしまうのですが、音読だと口に出して読む事に集中するので感情が入りません。なので、本に書いてある体験談や技術を自分の中にトレースしたい場合は口に出して読む(耳に入れる)というのは余計な思考が入らず有効ですね。