おねショタ諭

5年以上も狂ったようにおねショタを追い求めた理由とは何だったのだろうか。少女が少女漫画のヒロインに感情移入するように、自分は男性向けで男性キャラに感情移入したかったという事に尽きます。青年やおっさんだと見た目や性格が濃く、ショタは見た目がヒロインと並べても浮かず性格がヒロインを食わないので受け身の男性像としてはこれ以上ないです。男性向けは読者にヒロインを好きになってもらうのが前提にあるので漫画の表紙にヒロインしか描かれていない場合が多く、主人公の男というのは二の次の存在になっている事が多いです。ハーレムものでヒロインばかりが並ぶ表紙だと百合に見えたりもします。

 

男性読者の性欲を煽るラブコメエロコメエロ漫画で男よりヒロインが強調されるのは当たり前と言えば当たり前なのですが、ヒロインの心理描写ばかりになると女性向けとさほど変わらない気がしますし、魅力的なヒロイン像というのが飽和してきてヒロイン単体では物足りなくなりました。ヒロインの相手がイケメンだと少女漫画っぽいし、濃いおっさんだとヒロインより浮いて見た目がキツいし・・・とヒロインより男の方が気になると消去法で気にならないのはショタだけという事になります。

 

ロクでもない人生を送ってきているので、青年やおっさんに感情移入できず楽しい思いでは少年時代にしかないので男性向けとして感情移入しやすいのはショタだけでした。エロ漫画でロリは何度も規制の槍玉に上がっているぐらい厳しいジャンルなのですが、おねショタもやっている事は同じなのにロリエロ漫画ほど風当たりは強くないのは謎です。Twitterでおねショタを描いている作家がアカウントが凍結したり電子書籍販売サイトの宣伝広告でショタに規制が掛かっているのでこれからじわじわと厳しくなっていくのかもしれませんが。

 

エロ漫画はヒロインの裸を強調して竿役はヒロインより目立たない構図にするのが基本なのですが、おねショタの場合は逆でヒロインの体にショタがめり込む形でどれだけショタの体を強調するかでエスカレートしていったのが面白かったです。エロ漫画誌の漫画はどれもレベルが高くて極端に変わらないんじゃないか?と思っていましたが、ショタの表情と体をどれだけ強調しているかで作家の癖が出ます。ショタに感情移入させる作風なら、ショタの描写が多くなるのでヒロインの体を強調する作風のエロ漫画より作画の負担が掛かるので作画が面倒くさいジャンルだと思います。ヒロインの体にショタの体がめり込めばエロく見えるというのはとても重要な部分で、別にセックスをしなくても服を着た状態で抱き合えば一般向けでもエロ漫画のような見せ場が作れるという意味では強いですね。

 

おねショタを見過ぎてストーリーの流れと絡みの構図を大体覚えて新しいものを作品を見てもこれ前に見たような・・・とデジャブを感じ、今まで見たことのないストーリーや構図でようやく驚くという感じになっているので、キン肉マンの新しい必殺技を見て唸るのと同じでした。フォロワーを見ているとおねショタが好きな人というのは小説を書いたり絵なり描いてますし、自分もおねショタをこれ以上理解しようとするなら描かないと次の高みには行けない感じですが、自分は絵が描けないので当分高みには行けそうにありません。