おねショタエロ漫画大賞2018「ずっとななみごろ」

前年に引き続き「ななみごろ」シリーズが読んだ中で一番良いと思った。きらら系アニメのような可愛らしい絵柄と、優しい台詞回しは似たようなものがなく個性が際立っている。3作目の「ずっとななみごろ」は、前2作で描かれなかったなな姉ちゃんとごろちゃんの学校生活の描写を入れて夏祭りでデートする所から始まる。冒頭5Pだけ読むととてもエロ漫画とは思えないようなコマ割りで、エロ漫画によくあるヒロインの胸やお尻を強調するようなコマが無いので一般向けかと錯覚するほどだった。

 

2作目「もっとななみごろ」でごろちゃんが同級生の女の子になな姉ちゃんを彼紹介する描写があったが、今回だとなな姉ちゃんが自分の友達グループにごろちゃんを彼氏だと紹介する流れが入る。なな姉ちゃんの友達はかなり年下のごろちゃんをなな姉ちゃんの彼氏だと思えなくてからかうのだが、ごろちゃんがカチーンときてなな姉ちゃんを引っ張って2人きりになる・・・という描写を1Pでやってるのが凄い。なな姉ちゃんの友達1人がごろちゃんに「可愛い」とショタコンを拗らせてベタベタ触るのも面白い。

 

なな姉ちゃんとなな姉ちゃんが手を繋いで歩くコマで「ごろちゃん背が伸びた?」という台詞があるのだが、2作目の「もっとななみごろ」で2人が並んで歩いているコマと見比べると本当に背が少し伸びている。ごろちゃんのなな姉ちゃんの態度だけではなく、体も成長しているというのが分かるのは芸が細かいと思った。

 

本番の絡みのシーンだが、前2作だとなな姉ちゃんがリードするような描写が多かったが今回は前と被らないようにするためか、ごろちゃんがリードする流れになる。1作目「ななみごろ」だとごろちゃんが強引になな姉ちゃんを押し倒して破瓜させてしまったが、今回はなな姉ちゃんを気持ちよくさせたいという気持ちが強いのでクンニをしてちゃんと濡らしてあげる所から始まる。前2作だとなな姉ちゃんがフェラをしてあげていたので対照的になるプレイだが、なな姉ちゃんの方が「汚いから舐めてもらうのは気が引ける」と言う。お姉さんがクンニをされてそういう台詞回しをするのがとても新鮮味があると思うし、気遣いが感じられる。

 

おねショタでショタが攻めるのはかなり繊細で難しく、下手をすると凌辱ものにも見えかねないようになってしまうが、ごろちゃんがなな姉ちゃんに了解を取りつつ丁寧に攻めるのでごろちゃんに嫌悪感を出さないように描かれていると感じた。挿入シーンになると見開き2Pを使ってごろちゃんがなな姉ちゃんのおっぱいを触ったり吸ったりしながら正常位をするのだが、前2作でごろちゃんがなな姉ちゃんのおっぱいを吸う描写がなかったので乳吸いが好きな自分としては嬉しかった。1作目ではなな姉ちゃんの妹が吸っていたのでおねロリ描写としてこれも良かった部分だ。

 

それから後背位、松葉崩しときてごろちゃんが「なな姉ちゃん」と呼んでいるので呼び捨てをするのはなな姉ちゃんがお願いするから無理して言ってるような印象がする。それから正常位でごろちゃんがなな姉ちゃんの胸の谷間に頭を埋める形でフィニッシュするわけだが、おねショタでお姉さんの上にショタがうつ伏せで圧し掛かる形で、2人で手をつなぐような構図は今まで見たことが無く衝撃を覚えた。前2作だとごろちゃんのイキ顔も描かれていたが、今回はごろちゃんがなな姉ちゃんを気持ちよくする内容の為か、なな姉ちゃんのイキ顔を強調する形でごろちゃんのイキ顔は描かれなかったのが少し残念だった。それからピロートークでキスをするが、おねショタでキスは冒頭でお姉さんがいきなりショタにキスをしてショタを動揺させるような使われ方をするのが多いのでページ終盤にキスを持ってくるのは珍しいかもしれない。

 

オチはごろちゃんの学校の描写で友達になな姉ちゃんの行為がバレたというものだが、やはりおねショタでこういう笑いを取るようなオチの付け方はこれも珍しいと思うし個性が光っている。

 

「ななみごろ」3シリーズはどれも可愛らしくてエロくて笑えるという絶妙なバランスで素晴らしかったです。もっとこの作家のおねショタを読みたい気持ちが抑えられない・・・