ドラゴンボール超ブロリーの感想(ネタバレあり)

ドラゴンボールのアニメが復活してからの映画である前の2作はテレビで見て面白いと全く思わなかったのですが、ブロリーが出ると宣伝で見て映画館に行きました。前の映画はパラレル扱いで全く繋がりがなく、今作は「ドラゴンボール超」の続編としてブロリーと父親のパラガスが登場する形になります。前のブロリーの映画はブロリーが上映時間ギリギリまでZ戦士を痛めつけ、最後は超悟空のワンパンでブロリーが倒されるという聖闘士星矢のバトルっぽいものです。しかし今作だと超の直後の悟空とベジータなので、強くなりすぎた主人公側にブロリーがボコボコにされるものの、ブロリーのパワーが増大して主人公側の強さに追いつくのを繰り返すという流れになりました。導入の部分をさっと終わらせると、上映時間の大半が戦闘シーンに割かれているので前2作どころか旧映画とも比較にならないほど作画枚数が多くグリグリ動く一回見ただけじゃ動きを把握できないような出来になっていると感じました。

 

前作の映画だとブロリーは伝説の超サイヤ人になると叫ぶだけではなく、相手を見下すような台詞を吐きましたが、今作の映画のブロリーだと41年間ものあいだ父親以外の誰とも喋ったことがなかった野生児という設定の為か戦闘になると叫ぶだけで喋らなくなります。ブロリーが強くて叫ぶだけのキャラと化しているので、今回のバトルの元凶であるフリーザは強さ的には悟空やベジータに劣りますが、ストーリーを進めるために必用不可欠な存在になっています。

 

パラガスは前作の映画同様、悪行に対しての報いを受ける事になりますが、殺したのが伝説の超サイヤ人と化したブロリーではなく、フリーザブロリーを怒らせて超サイヤ人にするためにパラガスを殺したというのがフリーザ編でフリーザクリリンを殺して悟空を怒らせスーパーサイヤ人にした件を踏まえた展開で意外でした。悟空・ベジータブロリーを闘わせて高みの見物をしていたフリーザ超サイヤ人化したブロリーにボコボコにされる形で報いを受ける羽目になりますが、ブロリーに勝てはしないものの生き残ったので凄いと言うべきか・・・

 

悟空・ベジータフリーザの誰もブロリーに勝てないというパワーバランスになり、悟空とベジータフュージョンしたゴジータブロリーは強さが追い付けずボコボコにされるというオチになったわけですが、ブロリーに勝つか負けるかのギリギリの戦いでとっさの逆転でゴジータが勝つような決着を期待していたので不満でした。インフレで決着がつくのはドラゴンボールらしいと言えばらしいのですが。今作はドラゴンボールの使い方が考えられていて、オチで使われる事になります。パラガス以外の死人は出なかったので、フリーザはまだ悟空に勝つ事を諦めず戦いは続くような終わり方で綺麗に終わってる感じはしませんでした。旧映画のキャラを超シリーズに組み込むのが面白かったので、続編があるならフリーザの兄クウラが出たら盛り上がりそうだと思います。