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12年目の牡丹と薔薇

この記事を書いてから1年が経過しました。

bravia40w900a.hatenablog.com

それから東海テレビの昼ドラの情報が入る度に脚本が中島御大じゃないかな?とHPをチェックし、中島御大ではなく落胆する日々が続きました。

そしてこの一報・・・

www.sponichi.co.jp

フジテレビの東海テレビの昼ドラ枠がTBSと同じように終わってしまう。TBSの昼ドラ枠が終わった時以上に悲しい気持ちが襲ってきました。

とはいえ、最近の東海テレビの昼ドラ枠が面白くなかったのも事実で鳴かず飛ばずで終了するのも納得がいく話ではあります。

何が悪かったのか。幸せの時間でやらかしてBPOから注意されたのが致命的だったのか。世の中にドロドロ路線が受け入れられなくなったのか。ドロドロ路線ではない明るい雰囲気の路線も人気が出なかったのか。3ケ月から2ヵ月路線になって内容が劣化したのか。制作コストが割に合わなくなったのか。考えるとキリがありませんが、こうすればよかったああすればよかったという問題ではなく枠の終了は時間の問題だったのかもしれません。

昼ドラ枠が終わるならせめて最後は中島御大の昼ドラで〆てほしい・・・最後がしょうもない昼ドラじゃ見る気にもなれない・・・と悶々としている中、嬉しい朗報が。

www.asahi.com

牡丹と薔薇がリメイク!?まさか・・・と自分の目を疑いましたが、ガセ記事ではなく事実でした。脚本はもちろん中島御大。PCの前で涙が出る程喜びました。待ちに待った中島御大の新作です。記事には3月終了と書いてあるので新・牡丹と薔薇が最後の作品ではなく、2~3月の間にやる作品が最終作のようです。

東海昼ドラ枠にはリメイク作品が思いつくだけでも2つありますが、新・愛の嵐新・風のロンドは役者を変えた仕切り直しなのに対し、新・牡丹と薔薇はタイトルと主人公の名前が「ぼたん」なだけでリメイクというよりは完全新作ですね。

この時点での公式HPでは、一文だけで内容が分かりませんがネットニュースの記事を読んでいるとストーリーが説明されているので、ここで前の牡丹と薔薇と全くの別物だというのが分かります。

 

高校生の時に交通事故死した恋人・藤岡の子ども(女児)を出産したが、養子縁組で手放してしまった眞澄。その後、薔薇園を経営する小日向崑一と知り合い、結婚する。崑一には前妻・世奈子との間に、4歳になるぼたんという女の子がいた。やがて崑一との間に、美輪子が誕生した。それから18年後。成長した美輪子は、吉田多摩留と恋人関係となるが、母親の眞澄は大反対で、強引に美輪子と多摩留を別れさせる。納得のいかない多摩留はストーカーとなり、美輪子に殺意を覚えるようになる。そして事件が…。

 

この一文を読んでいるだけで「中島御大の昼ドラが帰ってきた・・・中島御大、お待ちしておりました・・・」とワクワクが止まりません。

恋人の死、未成年の妊娠、愛する子供との別れ、二度目の結婚、異母姉妹の確執、ストーカーと化す男など中島御大でお馴染みの設定がこれでもかと敷き詰められておりジェットコースターのように話が展開していくのが予想できます。

 

新・牡丹と薔薇が11月30日に始まるのが分かっているとはいえ、一か月後に録画するのを忘れてしまうのかもしれないのと、新・牡丹と薔薇の予告が見たくて「別れても好きな人を」一応録画していました。

そして予想通り、新・牡丹の予告が・・・

www.youtube.com

これを見た最初の感想が「中島御大が帰ってきたなぁ・・・ご高齢なのに全く衰えを感じないなぁ・・・」と思いました。

姉妹が「牡丹と薔薇」「薔薇と牡丹」と言い、父親のような声が「麗しき花の姉妹だ」と表現するのは旧作のオマージュでしょう。

「虫を殺さないような顔をしてよくも!」とビンタするのは旧作でぼたんが財布を取った時のオマージュでしょうか。

次女の美輪子がクリスマスツリーを倒して暴れるのは香世の暴れっぷりを彷彿とさせます。

「てめぇどの面下げてノコノコやってこれると思ってるんだ!」とカオルコが世奈子にタンカを切るのは、世奈子が息子の前妻なのにちょっかい出しに来て起こってるのでしょうか。世奈子役の田中美奈子は昼ドラでお馴染みの濃い役者で、新・風のロンド幸せの時間で行き過ぎた母親を演じており、今回も母親役なのでどんな狂気じみた演技を見せてくれるのか嫌が応にも期待させられます。

ぼたんの父、崑一が「私の顔に泥を塗ってくれた」とぼたんを殴っているようなシーンは全く予想できません。

「土下座して謝れー」と吉田家の天ぷら屋の親父がで崑一の前で息子を無理やり土下座させようとしているシーンは、ストーカーと化して何かトラブルでも起こしたのでしょうか・・・レイプでしょうか。

ぼたんが美輪子にビンタをして「盛りのついた雌猫!」と詰るシーン。何があったのでしょうか。中島御大の作品でお馴染みの台詞ですが、今回のぼたんは強気のようです。

そして美輪子が「ぼたん・・・許さない」と言い、次のシーンは火事。義母が「ぼたん」と叫ぶ。美輪子がぼたんに報復するために火事の原因を作ったのでしょうか。謎が謎を呼びます。

 

濃厚な30秒の動画でした。旧作を見ているとニヤリとするオマージュを交えつつ、今作の要素も入れる。台詞は中島御大が脚本をやっている事がひしひしと伝わってくる台詞回し。そしてビンタ、タンカ、破壊活動、火事といった大げさな展開・・・こんなのを見せられて期待するなと言う方が無理があるでしょう。

 

あんなにすっからかんだった公式HPがいつのまにか更新されていました。濃厚なストーリー、入り組み過ぎて目が回りそうな人物相関図。コントのようで笑いが込み上げてくる本編の画像・・・至高のエンターテイメントが帰ってきましたね。

tokai-tv.com

 

最後に、前の牡丹と薔薇と言えば産んだばかりの娘と引き裂かれた実の母親の辛さと、自分が産んでない娘を育てる育ての母親の苦労の二面性がありました。

真澄は未成年で妊娠してしまい産まれたばかりの子供を里子に出した所からストーリーが始まるようですが、ぼたんが実の子供ではないかと思います。実の母親と生き別れた子供の偶然の再会も牡丹と薔薇の見せ場でした。人物相関図では世奈子がぼたんの実の母親だと表記されていますが、これは引っ掛けなのではないかと・・・

ぼたんと美輪子は異母姉妹だと思っていたら、実は異父姉妹で事実が明らかになると登場人物一同がショックを受けてしまう展開だと予想します。

前の牡丹と薔薇では生き別れの実の姉妹でしたが、今作は片方だけ血がつながっている姉妹というのがドロドロを生み出すきっかけになりそうです。

ニュースの記事では「牡丹と薔薇ブーム再来なるか?」と煽ってますが、俺としては「東海昼ドラ最後の打ち上げ花火」で「ちょっと早いクリスマスプレゼント・お年玉」でもあり、枠が終わる事や中島御大が高齢なのもありどのみちこの作品が最後の中島御大の昼ドラになります・・・旧作と違い今作は2か月しかありませんが、そのハンデを感じさせないようなストーリーで有終の美を飾ってほしい所です。