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トランスフォーマー・ロストエイジの感想

レンタルで見ました。本編が2時間45分もあるので、ただ見るだけでも疲れます。ニュースサイト等で事前に提示されていた情報やPVを見て、俺の中で出来上がってたイメージと本編が全然違っていて面喰いました。

本編の要素は「恐竜絶滅の理由」「人間の主人公交代」「人間のオートボット狩り」「メガトロン復活」「人造トランスフォーマー誕生」「謎の恐竜型トランスフォーマー」「謎の第三勢力」で構成されていますが、どれも中途半端で説明不足のまま終わります。

本編はただドンパチやってるだけなので、長い上映時間を感じさせずに楽しめますが、見終わった後に振り返ると「あれはどうなった」「ここは矛盾してないか」と色々浮かびがってきます。

 

KSIはオートボット狩りをする目的が、ロックダウンの持っているシードであり、それでトランスフォーミウムを発生させて人造TFを作り出す計画だったが、シードを使う前にガルヴァトロンや人造TFが何十体も完成させている。

・メガトロンがKSIの計画に乗っかって自分の体を作せたというだけなのに、ロックダウンがシードを人間に渡す所まで狙っており、それで地球を金属の星に変えると言うところまで計画していたというのは無理がある。今作のガルヴァトロンはあまり喋らずロックダウンと関わってこないし、最終的に山に逃げて行ったので印象が薄い。

・ロックダウンはオートボットディセプティコンのどちらでもない立場で、オプティマス捕獲の為に人間(KSI)と組んでいる。目的遂行が最優先で無駄な事をせず、人間を殺さないので紳士的なキャラかと思いきや、終盤で「オプティマスをおびき寄せる為」だけに中国の街を襲うという回りくどくもえげつない事をする。

・旧3部作では米軍の出番が多くディセプティコンと戦っていたが今回はあまり出てこない。中国が戦場になっても中国軍オートボットに加勢するわけではないので、人間で活躍するのは数人だけで旧三部作と違う雰囲気になっている。

・軍隊が活躍しない代わりに人間同士の戦いがやたら長い。TF同士が戦ってるシーンと並行して、ボーンシリーズのような主人公vs殺し屋の追いかけっこからの殺し合いに発展するシーンにやたら尺を割く。

・人間のオートボット狩りでオートボットの数が5体になっており、ガルヴァトロンと人造TF軍団に圧倒的に不利だったが、ロックダウンの船にダイノボットが乗っててオプティマスが力でねじ伏せる事で従わせ、大逆転するという流れに唖然とする。

ダイノボットは全く喋らないのでどんなキャラクターで何でロックダウンの船に捕まっているのかよくわからない。

・シードの説明が場面ごとにコロコロ変わり、味方も敵もこれをどうしたいのかよくわからない。シードはロックダウンの持ってきた1個しかないので、仮に爆発してもシードを大量にまかれて恐竜が絶滅した地球みたいになりそうもない。ガルヴァトロンが大都市でシードを爆発させたら1作目のキューブのように大量にTFが発生するんだろうか。最終的にオプティマスがシードを持って宇宙に飛び立つという色々ぶん投げているオチに脱帽した。

 

TFがドンパチするのは他のロボット作品じゃ味わえない迫力で、CGの質は相変わらず高くアクションものとして面白かったが、ストーリーの流れに引っかかる所が多く、上映時間が長すぎるので二度と見たくないそんな映画でした。