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牡丹と薔薇 26話

昼ドラ 牡丹と薔薇 中島丈博

・野島家のぼたん部屋で、ぼたんと和人の団欒。どうやら和人は大学受験が終わって三上の父親を探しているようだ。途中からそれを邪魔する香世は和人に嫉妬しているのか。

 

・香世がぼたんが働くブティックに来店。ぼたんの同僚の雅也に「ドレスを作ってくれ」と依頼。香世は雅也を飲食店に呼び出し、一緒に食事をしながら仕事の相談をする。しかし「ドレスのデザインはあなたの自由でいい」と投げやりで、本当はぼたんの悪口を散々に言っ「ぼたんと別れた方がいい」と言うのが本当の目的だった。雅也は出世したいのか香世の言葉を本気にしているような印象。

 

・豊樹は由岐雄に「ぼたんの父親が証人だから探してくれ」と依頼。由岐雄は「鏡子の口から本当の事を聞いた方が確実なのでは?」と返すが、鏡子はガンで残り少ない命だからと豊樹が断る。由岐雄は結局ぼたんの父親を探しに行くことにする

 

・豊樹は入院している鏡子に会いに行き、由岐雄に言っていた事と矛盾するような行動を取る。コントにも見えるスッポンドリンクを差し入れし「ぼたんを見ると肉親の情が沸いてくる。本当の事を言ってくれ」と鏡子を問い詰める

 

・香世は雅也の悪口をぼたんにウソを交えつつ話し「あんな男とは別れろ」と言うが、ぼたんは「私のプライベートに口を出すな」と怒る。どうやら香世はぼたんに恋人がいるのが面白くないので関係を壊したいようだ。

 

豊樹が本腰を入れたことでぼたんの素性が暴かれていき、香世の方はトラブルを起こそうとする二つの視点から話が動いていった話でした。今回の見どころは香世が雅也にドレスの仕事だと称し、ぼたんに対する悪口を並べ立てて騙そうとする場面です。ぼたんと雅也の関係を崩したいというだけで、香世はこんなに面白おかしく言葉が出てくるものなのか・・・と中島御大の手腕に驚かされました。もちろん、それを忠実に演じる香世役の女優も凄いですが。中島御大の昼ドラの悪女というのは、香世のように言葉を並べ立てて人を騙そうとする傾向にあります。話の内容はでたらめですが、作り話が上手くまるで詐欺師のようなので、騙される方も仕方ないなと納得させるような説得力を感じさせますね。