牡丹と薔薇 24話

富貴子が豊樹に「ぼたんを早く追い出して」と怒る所からスタートです。

今回は「豊樹がなぜ三上家に肩入れするのか」という疑問が様々な人物の視点から掘り下げられます。

 

妻の富貴子は豊樹と鏡子が昔付き合っていたので、愛情がまだあるではないかと疑い三上家のアパートに行きます。鏡子は「豊樹と7年前から会ってない」と言って否定し、「豊樹さんが援助するのは慈悲の心ではないか」と答えます。鏡子は豊樹がぼたんを実の娘だと感づいていると確信しているようです。ですが「ぼたんを野島家から盗んだ子」だとは言えませんのでいつか役に立つ日がくると言葉を濁すしかありません。

富貴子は21年前に鏡子に散々迷惑をかけられたので、恨み事をぶちまけますが、人の男を奪った立場なので鏡子に言い返されるのが面白い所ですね。

女2人が豊樹という男に21年間も振り回されていると考えれば複雑な場面です。

 

ぼたんの弟の和人は何も知らないので、彼も豊樹の事を疑い始めます。ぼたんが野島の家に住み込みで働いているとはいえ援助する額が半端じゃありません。大学の入試にかかる費用や大学に受かってからの学費も全部援助されると言われたら、ありがたくはあっても「何故ここまでするのか」と心配になるのも頷けますね。

 

一方で香世がぼたんに対する態度がだんだん狂っていきます。虐めたかと思えば甘えたり。大人しくなったかと思えばまた虐めに戻ります。

ここ最近はずっと香世の口から「7年前の件」が忘れられないとぼたんに何度も繰り返し言っていますが、ぼたんはあまり意識してなかったようですね。

三上家は父親が逃げて母親は寝たきりで、生活するので精一杯なのでぼたんはそれどころじゃなかったのかもしれません。

7年前の事があるとはいえ香世は元々性格が歪んでおり鏡子と富貴子の母親としての差が出ている感じですね。

香世が富貴子の財布から金を抜き取ってぼたんに渡しますが、ぼたんはどうすることも出来ず机の引き出しにしまった所で次回です。