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牡丹と薔薇 22話

ぼたんが香世に灰皿を投げつけられて頭に怪我をする所からスタートです。

今回はぼたんを召使いにしようと調教する香世の陰湿さがこれでもかと描かれますが、やはり香世の女優の演技でコントにしか見えないのが面白い所ですね。

ぼたんは香世の虐めに決して折れません。「豊樹に金をもらっているけど香世の世話を言い渡されたんだから責任は果たす、私は私だから主従関係を押し付けるな」と言ってのけます。ぼたんは一家の生活を背負ってるので、普通なら諦めて使用人のようになると思うんですけど、この意志の固さが中島脚本の主人公らしさを感じさせますね。

香世は捻くれて陰湿なのですが、ぼたんもどこかズレているのが面白おかしく見える原因なのかもしれませんね。

 

豊樹夫妻の金銭感覚の無さが凄まじいですね。アロマ建設が経営難なのにぼたんの家具一式を揃える余裕があるようなので、俺が思ったほど金に困ってるわけではないのでしょうか。

一方で富貴子がぼたんにお熱なのをみはるのママに釘を刺され、ぼたんの素性を調べようとします。野島家は社長の家庭なので、よその娘を住み込みで働かせるんですから素性を調べるのはごく当たり前かなと思いました。視聴者はぼたんが野島の娘だと知っているのですが、現時点では鏡子しか知らない事なので、何も知らない登場人物達が振り回されていくのが面白いですね。

 

鏡子は野島家からぼたんを盗んだ元凶で全てを知っています。野島家はぼたんが豊樹夫妻の実の娘とは知りませんし、香世からいい扱いを受けていないとわかると鏡子は複雑な心境になります。

鏡子が「ぼたんがこのような目に合うのなら野島家がよくよくは見る目がないのね」と言いますが、人の家から子供を盗んで21年間も黙っておいてその言い方はないだろうと笑えました。

 

鏡子が病院を一時退院し鏡子、ぼたん、弟の家族三人で食事をしますが、鏡子が死期を悟ってるような事を言うのが切ないですね。

食事の途中で「香世から野島家に戻れ」と電話がかかり、ぼたんが家を出なければならず、家族団らんすら許されないという所で次回です。

 

次回予告では、富貴子がぼたんの事を鏡子の娘だと知って怒っています。7年前では富貴子と鏡子は電話で会話をしたぐらいで、病院では顔を合わせておらず、ここで気付くというのは長いニアミスでしたね。

すっかり昼ドラでお馴染みになった、西村さんが演じる由岐雄が次回で初登場するのも注目する所ですね。放送当時はまさか重要な人物で最後まで出るとは思いもしませんでした。