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牡丹と薔薇 20話

ぼたんと豊樹が喫茶店で鉢合わせした所からのスタートです。「ホテルに行きましょうよ」とぼたんは豊樹をせかし、ホテルに行きますが豊樹はセックスをする気はありませんでした。ぼたんにとって豊樹は母親の浮気相手であり、友達の父親でもあるので嫌悪感を表に出して「さっさと済ませましょう」と投げやりな態度を取ります。この2人は実の親子なのでやってしまったら近親相姦ですが、これは本人達は知らず視聴者しか知らない情報なので視聴者だけがヒヤヒヤする変な事態に。感情が高ぶって興奮するぼたんを豊樹がなだめ、金が欲しい理由を聞き援助を申し出ます。鏡子に対する後ろめたさと、ぼたんが実の娘かもしれないという気持ちが豊樹をあしながおじさんのようにさせるのでしょうか。

1部の時の豊樹では考えられない聖人っぷりですが、妻との関係が上手くいっておらずデートクラブで性欲を発散させてるのは事実なので、ぼたんと豊樹のホテルでのやり取りはコントのようで笑いが堪えられません。

 

野島家はこの7年の間色々あったようです。豊樹が野島会長の反対を聞かず倒れたことで、事業を広げ過ぎた結果バブルが崩壊し経営が悪化して後始末で大変だった事。野島会長が寝たきりのまま死んだ事。香世がグレたのと富貴子が小遣いを与えすぎた事が重なって悪い友達と付き合い家に連れてやりたい放題という事情が野島家のシーンで把握できます。

香世の悪い友達というのはいかにもなストリートギャング風の風貌ですが、1人黒人が混ざってるのが恐ろしさを増してますね。この後の展開で何が起こるかも知ってるので、この友達が悲劇への伏線だったのかと思うと中島御大のストーリー構成に驚かされます。

 

豊樹が三上家全体の援助を申し出たので、鏡子の治療費やら弟の学費はぼたんが無理をして働かなくても問題なくなったようです。豊樹はその条件としてぼたんに香世の面倒を見るという仕事を与えますが、野島家に住み込みをしなければなりません。グレた娘の面倒を知り合いに投げるのは親として不味い気がしますが、だから香世がグレたのだと考えると妙に辻褄が合ってる気もします。鏡子はぼたんと香世が姉妹だという事を知ってるので「これも運命ね・・・」とぼやくシーンは印象的ですね。

 

ぼたんはお手伝いとして野島家に引っ越しますが、香世に冷たい態度を取られます。7年前にあれだけ文句を言って絶交したものですから、元々性格に難があった香世がますますねじ曲がってしまうのも無理はありません。ぼたんが香世に会いたがっていた言うのもずうずうしすぎる気がします、野島家の場所を知ってるのに7年も何もしてないわけですからね。

 

アロマ建設が経営難なのに豊樹は三上家に援助する余裕があるのか?と突っ込みどころはありますが、展開はどんどん次へ進んで行きます。

 

次回予告は、ぼたんが香世に虐められ弟がもう帰ってきたらと言うなどひと波乱もふた波瀾もありそうなもので次が気になりワクワクしてきます。