牡丹と薔薇 19話

開始早々ナレーションで「7年後」と言われたところからスタートです。

いきなり7年も時間が経ちましたが、その間何があったのかはナレーションでは語られません。なのでぼたんの日常生活を追っていくストーリー展開の中から少しずつ把握していかなければなりません

ぼたんは洋裁店のような所で働いていました。中学生の時にファッションデザイナーになると言ったのが伏線でしょうか。7年前にぼたんの高校への学費の事で鏡子と旦那が揉めてるシーンがありましたが、ぼたんが高校に行ったのかは定かではありません。鏡子は病気で何年も家で寝たきりで子宮がんの3期に入り、弟は大学の医学部を目指しつつ新聞配達をしているようです。

 

30分の間で情報量がやたら多く整理しきれませんが、この19話というのは母がガンで入院し弟の進学を控え、経済的に追い詰められたぼたんが金欲しさにデートクラブで働こうとしたら、最初の相手が豊樹だったいう衝撃の展開でした。

話が出来過ぎていて笑えてきますが、悪い方へ悪い方へ流れていき衝撃的なオチを付ける中島御大の脚本は素晴らしいとしか言いようがありませんね。

母親の元浮気相手で親友の父親がデートクラブを利用していたのですから、ショックを受けてヤケクソになる気持ちもわからんでもありません。

この2人はお互いが親子関係だというのを知りませんが、視聴者と鏡子だけは知っています。もし仮に行為に及んでしまったら近親相姦になるので恐ろしいですね。

もし仮に鏡子が7年前に豊樹に「ぼたんは野島家から盗んだ子」だと告白していたら、三上家がここまで経済的に追い詰められる事もなく、豊樹から援助を受けれたかもしれません。旦那はそんなに上手くは行かないと言っていましたが、豊樹は鏡子の事が忘れられず肉体関係に走っていたので咎めはしないのは想像できます。そう考えると鏡子が意固地になった結果、自分自身はもちろん周りを不幸にしたと言えるのではないでしょうか。

 

不思議なのは三上の旦那が蒸発したのにまだぼたんの家族が「三上姓」を名乗ってるのが驚きです。世間の目を気にしてるのでしょうか。ぼたんの保険証には父親の名前が入ってませんでした。そしてその父親は7年後になっても触れられず自然消滅のような形で退場ですかね。

 

次回予告ではホテルに行ったぼたんが豊樹をボロクソに貶してビンタを喰らい、7年越しに再会した香世に突き放されます。鏡子が元凶とはいえ、自分が招いた結果でもあるので成長したぼたんはずうずうしく育ってる印象を受けます。