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牡丹と薔薇 15話

富貴子が冬子と病室で話をしている所からのスタートです。

冬子は富貴子が実はみはるのママの子供であることを告白します。自分は子供を産めない体だがどうしても子供が欲しく、旦那が愛人から子供を奪ってしまった。富貴子の赤子が奪われてしまった事件でそれを思い出し、自分のやった事が因果応報として返ってきたのではないかと悔やみます。

富貴子は14年前にその事実をみはるのママから告白されているので、それが原因ではないと冬子を慰めます。そして冬子が死ぬ前にみはるママに謝りたいと話がつながっていくわけですね。

本妻と子供を奪われた愛人が和解する事になるわけですが、みはるのママはよく耐えたな人間が出来ているなと思いますね。

みはるのママと似たような境遇だった鏡子は、恨み辛みを爆発させて自殺騒動を起こし、豊樹と会わない約束で和解金をもらったのに赤子を奪い、豊樹と14年越しに再会した結果が肉体関係まで行ったわけですから、みはるのママの人格者っぷりが強調されている感じです。

 

ぼたんは母親の鏡子が浮気して父親が出て行った話を香代にします。後日にぼたんの家に遊びに行った香代は鏡子に「浮気するな」と直接言います。鏡子は「一本取られたわね」と話を流すのが印象的です。香代はしてやったりな顔をしていますが、この時まさか自分の父親が浮気相手だとは夢にも思わなかったでしょうね。

 

一方で富貴子は豊樹のタンスから例のダイヤを見つけ、みはるのママに相談すると「鏡子とやけぼっくいに火がついて浮気しているのではないか」と答えが返ってきます。ダイヤは鏡子が黙って持ってればよかったものを、自分が腹を下して出したものだから豊樹にどうしても持ってほしいという、豊樹への思いを忘れられない歪んだ愛情が裏目に出た感じですね。

 

今回は騒動もなく静かな話でしたが、豊樹と鏡子が浮気をしているのが原因で人間関係にヒビが入り始めています。

次回予告ではとうとう冬子が死に、それがきっかけとして大騒動が起こることが提示されています。今までの伏線がどういう風に繋がっていくかと思うと楽しみでたまりません。