牡丹と薔薇 14話

豊樹と鏡子がホテルで寝てるシーンからのスタートです。

今回も、この2人が浮気してる最中に色々な事が進行していきます。

野島家のクリスマス会でぼたんが弟に親しくしてるのを、嫉妬して感情を爆発させてしまう香代。香代は生まれる前に姉が奪われてしまい、何不自由ない一人娘として育てられたからわがままに育ってしまったのか、ぼたんとの血の繋がりがある宿命でここまでヒステリーを起こしてしまうのか。考えさせれます。

ぼたんの弟の事を「男だから汚らわしいので部屋に入れたくない」と言った事で、弟から香代の事はよく思われていない描写が面白かったですね。

野島家の人間とぼたんは、わがままな香代を甘やかしてなあなあですが、ぼたんの弟だけは「あのわがまま娘」と切り捨てる。この不意に入る第三者目線が中島御大の味だと思います。

 

鏡子の浮気に気付いた旦那は激情して暴力をふるいますが、一応は話を聞いてくれます。鏡子が豊樹に子供を盗んだ事を言っても、言わなくてホテルで会い続けても旦那にとっては我慢しきれない事なので、この女には付き合いきれないという気持ちはあるのかもしれません。旦那に愛想をつかされて結局は家を出ていかれるというのは、鏡子が豊樹に未練があり今の生活に本腰を入れる事が出来ないという表れだと思いました。今の旦那は仕事が長続きせず、ギャンブル癖があり子供が高校に行けないほどなので豊樹よりロクでもないから仕方のない面はありますが。

 

豊樹は野島の祖父と仕事の事で揉めたり、クリスマスパーティに家を空けて家庭をおろそかにするなど野島家もヒビが入ってるような印象を受けます。

小料理屋のママが愛人の身分とはいえ、本妻である野島の祖母を気遣うのは性格の良さが現れていますね。

 

この2人の浮気でトラブルが着々と起こっています。次回ではとうとう浮気が富貴子にもバレて、修羅場が起こるようです。ストーリーは滅茶苦茶なのに、強烈な登場人物たちが絡み合いトラブルが起こっていくのを楽しむ、そんな普通のドラマじゃ味わえない醍醐味を味わえるのは中島脚本の昼ドラだけですね。