読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

牡丹と薔薇 3話

今回も豊樹と富貴子の関係が発展していく流れでストーリーが進んでいきます。

前回で豊樹と鏡子の関係が出来上がった状態でドラマが始まってるので、感情移入しにくい印象を受けましたが、今回でそれが意図的にそうに作られてるのではないか?という疑問が浮かんできました。

豊樹の心理描写があまりなく、どのような人物なのかさっぱりわかりません。出世欲があるのか、若い女が好きなのか、金にがめついのか。富貴子を利用してのし上がってやろうという考えは今の所ないようです。

豊樹はアロマ建設の社長に認められ、その娘の富貴子とデートに行き寝て・・・と都合よくも順調に事が進んで行きますが、豊樹の内面が描かれないので次の展開に行くだけの駒のような人物に感じました。

8年間付き添った鏡子を裏切って富貴子と寝る関係までいってしまったわけですが、後ろめたさを感じる事はないようです。新年を迎えて豊樹の会社で新年会をやってる最中に、鏡子が顔を出して来た時は露骨に嫌な表情をしています。

 

つまり鏡子と豊樹の同棲生活は結婚しないまま、長く続きすぎて倦怠期に入っており、鏡子は子供を産む事で発展させようとするが、豊樹はもう鏡子の事をどうでもよく思っている。別れるまで冷え切ってはないが何かあれば関係が終わってしまう、そのきっかけが富貴子と豊樹の出会いだったと考えれば、豊樹が鏡子にうしろめたさを感じないのは現実的なのかもしれません。

 

ここまでくると、もう一息で豊樹が富貴子に落とされる寸前まで行っていますが、次回予告で鏡子が妊娠してひと騒動ある事が提示されます。

豊樹にとって鏡子は邪魔な存在で、富貴子やその家族からもそう思われています。四面楚歌になった鏡子が豊樹との子を身ごもった事で挽回しようとするが、その子供をおろさせようとするのが中島脚本の昼ドラのぶっ飛んでいる所ですね。