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失楽天 2016年11月号の感想

エロ漫画

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いつもより男性上位でヒロインが流される系の話が多かったです。女3人男1人の4P「フラグこれくと」竿役にヒロインが弱みを握られて凌辱される「スクールフェスタ」お姉ちゃんが男の子を筆おろしする「わるのりおねえちゃん」は各作家の前回掲載分の作品と同じ路線っぽい感じでした。「令嬢の火あそび(失楽天2016年8月号)」ではヒロインは処女を失っても破瓜描写までは無かったのですが、「スクールフェスタ」だと破瓜描写があって血が流れるので、失楽天でここまでやるのは珍しいと思います。次号に続くと予告されてるのも珍しい気がしました。

 

・夜の診察室

病院ものですが、前号の「真夏の太陽」とは路線が違って乱交ものになっています。ヒロインが3人いて、院長である母と長女と次女が患者に筆おろしする内容です。男の子が病院の問診票の「童貞」の欄にチェックを入れてしまったので、長女に診察してもらう時に手コキされたり、夜ベッドで寝てる時に院長に筆おろしされてそのまま次女→長女の順でやり続ける流れです。筆おろしものなのかヒロイン3人が「童貞」を連呼するので最終的に何回台詞の中に童貞が出て来たんだろう・・・と思って数えたら8回でした。オチが「入院2日目が始まる・・・」と出てるのでもしかしたら続くのかもしれません。

 

・わるのりおねえちゃん

同じ作家の「ふわふわおねえちゃん(失楽天2016年9月号)」がお姉ちゃん目線の話だったのですが、こちらは男の子目線の話になっています。ゴミ拾いをしてる男の子が一緒にゴミを拾ってる元ヤンのお姉ちゃんが気になって、体をじろじろ見てたら勃起してるのがお姉ちゃんにバレてしまって手コキしてくれたという流れです。色々あって本番にならずに疎遠になるわけですが、次に再会した時にお姉ちゃんの心境が語られながら筆おろしされる感じでした。フィニッシュ的なページが見開きであるのですが、3分の2を騎乗位を後ろから見た構図で、残りの3分の1を男の子がお姉ちゃんのおっぱいを吸ってるコマで埋めてるのが見どころかなと思います。オチで笑いを取ってるのがしんみりしなくていい感じです。

映画 君の名は の感想 (箇条書き)

映画

前回の記事が長すぎたので短くするつもりが、結局長くなってしまった。

 

・テンポ重視で間延びせずに最後まで何となく観れた映画だった。その反面、辻褄が合わない所が多かったり説明せずにぶん投げて終わった部分があるので、観終わった後に感動は無かった。

 

・CMを見た印象は青春もの・恋愛ものかと思ったら、そういう要素は薄いと思った。入れ替わりネタは序盤の登場人物の説明と今後への伏線を張るものだったので、中盤からは入れ替わりが途絶えた主人公がヒロインを探しに旅に出て、人命救助をする話になるとは思わなかったので驚いた。

 

・挿入歌が何種類も本編中に流れたが俺はこの演出と歌は嫌いだった。

 

・主人公の瀧とヒロインの三葉が体が入れ替わっているという設定で、三葉の時間が瀧から見て3年前ズレているので、お互いに面と向かって話をするシーンは終盤までない。なので主人公とヒロインが絡むシーンが少ないという意味で、恋愛要素が薄いと思った。

 

・女子大生のお姉さんキャラ「奥寺先輩」が気になったので映画を観に行ったが、まさかこのキャラがここまで印象に残るキャラだとは思わなかった。瀧と三葉の体が入れ替わっているというストーリー上、瀧が接する女性は終盤までほぼ奥寺先輩しかいない。瀧は学校の女子生徒と話すシーンが一切なく、母親に相当するキャラすら出てこないので、瀧が三葉と再開するまでに奥寺先輩以外と話したのは中盤の旅の途中で立ち寄ったラーメン屋のおばちゃんぐらいしか思い出せない。

 

・瀧と三葉の絡みが薄いのに、瀧と奥寺先輩の絡みのシーンがやたら多いのが意外だった。瀧が奥寺先輩が好きというのは、瀧が奥寺先輩を見て赤面してる描写が多いので痛い程よく分かる反面、瀧が三葉と体が入れ替わってもおっぱいの膨らみが気になる程度で、一応ヒロインなのに一目惚れしないというのは年上好きという設定を強調してる感じで驚いた。3年前に高校生の三葉が瀧に会いに行くが、時間が3年ズレていて瀧は三葉の事を知らないので「お前誰だ」とそっけない態度を取るのは、美少女の三葉よりも大人のお姉さんである奥寺先輩が外見的に好きという印象がより強くなる。

 

・瀧が年上のお姉さんが好きで、女性関係がバイト先で片思いしているだけの奥寺先輩しかいないのは、彼女がいない男子というキャラ付けとしてより強く印象に残った。学園もので女友達すらいない設定は現実味がある反面、とても珍しい。これは瀧と三葉の体が入れ替わりがあってお互いの日常を交互に見せる作りだから可能な事なのかもしれない。

 

・瀧が三葉の体に入れ替わって日常を体験するシーンは多いが、三葉が瀧の体に入れ替わるシーンは以外と少ないのが気になった。瀧は母親がいない理由が不明で学園描写が殆どない事に比べると、三葉の方に尺の配分が行くのはストーリー上仕方のない事か。

 

・瀧と三葉が相思相愛になるのは突飛で説明不足な部分があるが、三葉の場合は瀧と体が入れ替わった時に奥寺先輩と仲良くなってデートを仕組んだ時、お節介を焼いている瀧が奥寺先輩という自分とは別の女性とくっつきそうになったから、喪失感から好きだと気づいた幼馴染系ヒロインでよくあるやつだと思うし、瀧の場合は三葉と入れ替わりが途絶えた事でこっちも喪失感から実は三葉が好きだったんじゃないかと心が変わったと思うので、お互い喪失感で個人的には説明が付くと思う。

 

・瀧と奥寺先輩の片思いからの失恋は丁寧に描くのに、瀧と三葉の絡みは薄いので「よくある話」とか「ウケる話を詰め込んでヒットした」というのは個人的には疑問に感じる。制作裏話の記事を見ると、奥寺先輩絡みの話は監督の趣味でスタッフは反対したらしい。主人公と大人の女性の絡みを推すのは一般ウケとはズレた感じで作家性とか独自性と言えるのではないか。

 

・男と女がくっつく離れるという話は、最後まで興味が湧くか?と言えば間延びしてかったるそうな印象を受けるので、今作では恋愛要素よりも「主人公がヒロインを探して助ける」という方向をメインにしたのは正解だったと思う。瀧が学校とバイトの繰り返しの日常から三葉を探す旅をするという形で離れて、最後の入れ替わり・タイムスリップをして彗星落下から街の人をどうやって逃がすかというストーリーになったのは映像として単純に面白かった。電車に乗って旅をする映像や、彗星が落下する映像は言葉に出来ないほど迫力があって美しい。ずっと日常の繰り返しで恋愛に発展する話だったら退屈だった。

 

・ストーリーが「主人公がヒロインを救う」事が主軸でテンポ重視だった以上、ヒロインを救ってしまった後に記憶の大半が飛んだというのは、この作品のダメな部分が出てしまったと思う。瀧はこれから先の進路はどうしたいのか、三葉は東京に行きたいと言ってただけで生き残ったら何をするのかという部分を掘り下げずに、彗星落下後から8年(瀧視点だと5年)の世界を描いてしまったので、話についていけなかった。説明はあまりせずに、見せたい映像だけ見せている感じなので想像に任せすぎてるとは思う。

 

・瀧が女性関係が一切なくて年上のお姉さんに片思いしてるから、彼女が未だに出来ていないというのは説得力があるが、三葉の方は男女関係なく仲良く話しかける感じだったので彼氏がいたり結婚してそうというイメージしか沸かない。瀧が三葉らしき人物に話しかけてこの作品は終わったが、記憶が飛んで女性に奥手のままだった瀧が気になる女性に話しかけたという一歩を踏み出したと考えるとハッピーエンドなんだろうか。記憶が殆ど飛んでしまったという前提なので、人の命を救うために頑張った瀧が報われてないという印象しかなく後味が悪い終わり方だったと思う。

 

映画 君の名は の感想(ネタバレあり)

アニメ 映画

「君の名は」は大ヒットした映画との事で、ここ最近は毎日のようにテレビニュースで取り上げられまるでCMのように本編の映像が何度も流されています。断片的な映像からは「入れ替わりもの」「青春もの」「恋愛もの」という印象が強くて、そういうのに興味がない俺としては観る気は起きなかったのですが、女子大生のお姉さんキャラクター「奥寺ミキ」が良いとの情報を教えてもらったので一応観てきました。

 

百聞は一見にしかずと言いますが、実際に映画を観ると「入れ替わりもの」「青春もの」の要素は序盤の触りと言った所でキャラ紹介や伏線を張る部分でしかありません。想像してたのと全く違ったので良い意味で騙されたと思います。中盤からは入れ替わりが途絶えてしまったので、主人公の瀧がヒロインの三葉の体に入れ替わった時の記憶を頼りに、三葉がいた場所の風景をデッサンしたりネットで調べたりして、三葉がいる場所を探しに仲間と旅に出るという謎解きの部分が強くなります。終盤は謎が色々と解明して、三葉と町に住む人々は彗星落下で街ごと消滅した事で死んだ事が分かってる状態からどうやって三葉と町の住民を助けるのか?という流れから、最後の入れ替わりをして彗星の落下は回避できないが町民を退避させて人命を助けようとするクライマックスになります。観てる間はさほど気にならなかったものの、後から思い返すと気になる点が多いストーリーです。特に瀧と三葉が入れ替わってる時期がズレていて、三葉は瀧からすると3年前の人物で入れ替わりが途絶えるまで、3年のズレにお互い気づかなかったというのはストーリーの根本から崩壊しそうな矛盾ですが、粗が多いファンタジー要素にどこまで観客が目を瞑れるかのが試されてる感じがします。

 

ストーリーの謎や瀧の行動理念が3年前に死んだ三葉にある都合上、序盤は三葉の説明に割かれる尺が多かった印象です。入れ替わりがこの映画の一つのネタなのですが、三葉の日常と三葉の肉体に乗り移った瀧の視点のシーンが多く、瀧の日常が描かれるシーンは三葉に比べてやや少ない印象を受けました。三葉が瀧に乗り移った視点になると極端に少なかったと思います。三葉が朝起きて朝ごはんを食べ、学校に登校し、授業を受けるという流れを何度もやってるのに、瀧がそういう事をやってるシーンが少ないので、瀧のキャラクターの薄さに繋がってると感じました。三葉の家族構成や日常などは良く分かっても、瀧はバイト先のシーンとその仲間しか印象にないです。三葉は妹が生まれた直後に母親を亡くして、父親が政治活動に走り、祖母に育てられてるという事は分かっても、瀧は父子家庭のような環境で母親がいない日常を送ってる理由が特に語られてなかった気がします。俺が劇中で語られてた要素を見落としてるだけなのかもしれませんが。瀧の父親は序盤に少し出て来ただけでストーリーに全く関係がなかったのも瀧の日常描写の薄さに拍車を掛けます。

 

俺が「青春もの」の要素と「恋愛もの」の要素が意外と少ないなと感じたのは、瀧の日常描写の薄さが原因だと感じました。三葉の場合は田舎は嫌だと言いつつも、日常で色んな出来事があり、男女関係なく友達がいて政治家の娘だからと嫌ってくる同年代の学生もいます。その反面、瀧には学校での描写が少なく同級生の女子生徒と話してるシーンが一切ありません。男友達はいるけど、女友達が一切いないのは現実味を感じる反面、青春ものでは珍しいと思います。三葉も同じですが滝にも母親が家庭にいないので、瀧視点から見た女性は奥寺先輩しかいないという事になります。三葉に気になる異性や彼氏がいない理由は特にないですが、瀧に彼女がいない理由は学校で女子との接点がなく、バイト先の先輩で片思いしている奥寺先輩が好きだからというのは説得力があると思いました。

 

主人公の瀧とヒロインの三葉は体が入れ替わってしまった関係なので、スマホやノートにメモを取ったり、お互いの日常を記録することで間接的には意思疎通は取ってる事にはなりますが、面と向かって話をする事は終盤までありません。この入れ替わりものという点が恋愛ものから外してる感じがします。本作が凄いなと思ったのは、主人公とヒロインの恋愛は全然描かないのに、主人公とサブヒロインの恋愛に尺を割いてる事です。瀧は奥手で、片思いしているバイト先の奥寺先輩とは仕事の仲間としての関係というだけで特に接点はなかったのですが、三葉が瀧と体が入れ替わった事で奥寺先輩と親密になっていきます。外見は瀧ですが内面は三葉という女性だったので、内面は同じ女性同士で奥寺先輩と話がしやすかったのかもしれません。あまりにも内面が三葉である瀧と奥寺先輩が仲良くなりすぎた為、奥寺先輩とデートする事になるシーンがあるのですが、瀧自信は起きてからやっと分かった程度で慌ててデート場所に行きます。三葉は面白半分とか、お節介とかそういう意味で瀧と奥寺先輩をデートさせて親密にしたかったのだと思いますが、瀧が他の女性と仲良くなる喪失感なのか泣いてしまいます。奥寺先輩からしたら、話してて楽しいのは「外見は瀧だが内面は三葉の人格」でしかないので、瀧本人と話しても楽しくなさそうな感じでした。瀧本人にとっては有難迷惑で、奥寺先輩と話しても「話が続かない」とデートの失敗を感じますし「晩飯に行きましょう」と誘っても奥寺先輩から「今日は解散にしましょう」と断られてしまいます。奥寺先輩は「ほかに好きな子がいるの?」と聞きますが、瀧はいないと答える感じでお互い分かれる所が痛々しかったです。男視点からしたら、勝手に片思いしている女性とデートを組まれてぶっつけ本番でやったら失敗するというのは心抉られる場面にしか見えません。瀧は奥寺先輩とやはり釣り合わなかった、会話が続かなかった、何をしていいのか分からなかったという男性として女性を満足させれなかったというのを強く感じました。瀧が奥寺先輩に告白してフラれるという決定的な描写はないのですが、瀧がここ先輩を諦めてたのは失敗したという気持ちが原因だと思いました。

 

この奥寺先輩とのデートから三葉との入れ替わりが途絶えて、瀧は三葉を探そうとするのですが、瀧にとって三葉は「気になる異性」というよりも「スマホやノートごしてはあるけど、意思疎通を取ってた相手を失った喪失感」の方が大きかったような印象を受けました。なので恋愛要素とうよりは友達を探したいとか、命を助けたいって部分で動いてるように感じで「惚れた女だから探す」という恋愛もの的な部分が薄かったのは見やすい部分だと思いました。三葉は瀧の事を奥寺先輩のデートを組んだ辺りから異性として意識し始めるのですが、瀧の方はそこら辺は曖昧で三葉を好きな理由が薄いと感じました。瀧が奥寺先輩とのデートで顔を真っ赤にして奥寺先輩が好きな女性だと強調するシーンはいっぱいあるのですが、瀧は三葉を見て一目惚れするシーンの方はないからです。瀧が三葉を異性として意識してるのは、性的な部分であるおっぱいであり、入れ替わった時に何回も揉む事で「顔は好みじゃないけどおっぱいは気になる」という所で強調されています。三葉は美少女であり、母親に似て美人だと街の人から評価されているのですが、瀧は入れ替わった三葉の顔を見ても「女に入れ替わった」所にビックリするだけで顔については言及していません。瀧と三葉の入れ替わりの時期が3年ズレているのが判明した後で、実は三葉は3年前の瀧に会っていたという回想シーンがあります。3年前の瀧は三葉の存在を知らないので「誰だお前」と言って三葉がショックを受けつつも、髪を縫ってた紐を渡すという場面で瀧はその紐を手首に巻き付けていたという事が繋がる所なのですが、奥寺先輩に顔を赤らめていた瀧がそっけない態度を取るのは、美少女よりも美女が好きという年上好きが決定的に突きつけられたシーンだと思っています。この時点での瀧は中学生で三葉は高校生なので三葉の方が年上ではあるのですが、童顔は好みじゃなかったようです。

 

終盤の最後の入れ替わりで瀧と三葉が再開するシーンでは、ヒロインである三葉が命を助けに来た瀧に惚れるのは分かるんですが、瀧の方が三葉を好きだと言うのはよくわかりません。面と向かって話をするのはここが最初だからです。生きてて欲しいとか助かって欲しいという気持ちの方が強いのでないかと思いました。三葉の体に入れ替わった瀧が彗星から町民が助かる計画を立てて、肝心の場面で三葉と入れ替わって三葉自身が脱出計画を実行するのは、最後は自分の手でやるという部分が強調されて良いと思いました。テンポ性重視なのか、スムーズに進んだ映画でしたが良かったと思ったのはここまでだった印象です。三葉が町長である父をどうやって説得して町民を退避させたのか、瀧はあの山奥からどうやって1人で帰ったのか、そしていきなり彗星落下から8年(瀧視点だと5年)すっ飛ばされたのがとても印象悪かったですね。間に起った事を説明すると、説明じみた台詞が長くなってしまうからかもしれませんが、いきなり瀧が就職活動している所で突き放された感じがしました。高校生だった瀧はいつのまにか大学生になってて建設会社の面接を受けてるとか、今までの登場人物が出てきて年数経過で色んな事が起こってたのを画面で見せるだけで説明が少ないので一々考えないといけないのがイライラしました。瀧はこの5年の間に奥寺先輩との仲が進展せず、知らない所で奥寺先輩は知らない男と婚約しているというのを指に嵌めてる婚約指輪を強調するカットでデートに失敗したシーンと同じぐらい心が抉られた感じです。

 

大学生で職活してる瀧は、相変わらず彼女がいないというのは高校時代から女性との接点がなく、先輩とのデートが上手くいかなかった件で何の違和感もありませんでした。「三葉らしき女性」と電車ですれ違ってその女性を追いかけて、その女性に声をかける所でぶつ切りで終了するのですが「これから先はご想像にお任せします」というのが強い終わり方だと思いました。もしかしたら「三葉らしき女性」は彼氏がいるかもしれませんし、結婚してる可能性だってあるので、再会したにしても恋愛ものの終わり方にしては苦いかなと。ヒロインである三葉は瀧が動いた事で命を救われましたが、三葉を救った瀧は何か報われたのかなと疑問に思います。瀧と三葉は入れ替わった時の記憶の大半を失っているので、経験がリセットされて成長していないようなものです。瀧の日常描写が薄かったので、瀧が高校を卒業してどうしたかったのか曖昧ですし、三葉の方は田舎が嫌だから東京に行きたいと言ってるだけでこれも先は何がしたかったのか不明です。彗星落下からヒロインの命を救うというクライマックスに持っていくために、瀧の人物描写が足りなかった部分がオチで突きつけられたかなと思います。本来なら死んでる筈の三葉や町民が生き残ってどうなったのかというのも、ネットの記事のカットとか

三葉の友人が結婚してるという場面で分かる程度で、曖昧で終わったのがこれまた微妙でした。瀧は見た風景を記憶してデッサンできる能力があるのに、内定が取れないという事で社会から必要とされてないのを見せられるのは救いが無くて嫌な部分でしたね。

 

ストーリー上に色々と粗はあるが、テンポ重視で間延びせずラストシーンまでは楽しい映画でした。最後の8年後(瀧視点は5年後)の見せたいシーンだけ見せて説明しない所で納得いかない部分が多くて、終わり悪ければすべて悪しって感想です。ラストシーンで年月は飛ばさず最後の入れ替わりのシーンで、山奥で倒れてる瀧を3年経過して大人になった三葉が見つけて、飛騨駅まで送り届けて終わるって流れで、お互いの記憶はもうないけど街の人は生き残ったし瀧の進路はこれから決めるって感じで終われば満足だったかなと思います。

 

めしあガールの感想(コミックシグマ2016年11月号)

おねショタ エロ漫画

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有馬侭先生と言えば「天然恋色アルコール」に収録されているおねショタ「ヒミツノハナゾノ」3部作のイメージが強いです。家庭教師ものでショタの名前が「ゆうくん」だったり、お姉さんがリードする筆おろしをする王道的な作品でエロアニメ化まで果たしているおねショタの金字塔だと思っています。

今作「めしあガール」は数年ぶりのエロ漫画としての掲載のようで、あまり情報がなく内容が分からない状態で雑誌を買ったのですが期待通りのおねショタだったので良かったです。

 

ストーリーの流れは金髪でショートヘアーの外国人のお姉さんが、予約した旅館に宿泊しに来たら係員が可愛いショタだったので狙いを付けるという肉食系女子というかショタコンお姉さんって感じの話です。タイトルのめしあガールは召し上がるをもじってますね。

 

お姉さんはブロンドヘアーの透明感や豊満な体型が強調されていて、ショタの方は着物姿で可愛らしく描かれています。前半はお姉さんがわざと水の入ったペットボトルを倒して、ショタのズボンの部分を濡らしてズボンを脱がせてハンカチがないと言いつつフェラしてくれます。フェラと言えばおちんちんの描写が強調されるのが普通ですが、今作はショタのおちんちんが小さく描かれていて、お姉さんとショタの身長差の構図とか、フェラしてるお姉さんの表情や気持ちよくなってるショタの表情を強調して描いているので、竿や射精の描写は控え気味という感じで珍しいです。

 

後半では和服だったショタが洋服に着替えて、お姉さんは浴衣になっているので前半とは正反対の服装になっています。とはいえ、お姉さんの部屋に呼ばれたショタはすぐにお姉さんに服を脱いでと言われて脱ぐのですが・・・服を脱いで全裸になったショタの恥じらいと、ショタを見て興奮するお姉さんの描写がとても良いです。前半ではお姉さんがおちんちんを弄る描写は控えめだったのですが、後半はそちらの方が強調されています。しかしコンビニ誌なので修正が白過ぎてよく分からないのが残念ですね。次は定番の授乳手コキが2P使って描かれますが「ヒミツノハナゾノ」の3部作では、たぶん授乳手コキは無かったと思うので流行を取り入れてる感じで新鮮味があります。授乳手コキは何を強調するかで作家ごとに作風が変わってくるのですが、今作ではおちんちんが小さく描かれているのでそこは強調されず、おっぱいを吸わせるお姉さんの表情とショタの表情がより強調されている感じです。

 

最後はお姉さんが騎乗位で筆おろしする形ですが、下の口でキスするという言い回しで陰部の隠語や童貞卒業などの単語は使いません。「ヒミツノハナゾノ」も隠語を使わないエロ漫画にしては珍しい台詞回しだったのですが、今作もまたその流れを守ってる感じで良いです。おねショタといえば正常位でお姉さんがショタを包み込む形が多いですが、今回は騎乗位なのでお姉さんが腰を丸めて上から包む込む構図で体の柔らかさが凄いと思いました。身長差があるのでショタは腰を掴むのではなく、おっぱいを掴んでいるのが今まで見たことのない構図でそそります。フィニッシュは騎乗位を後ろから見た視点でお姉さんとショタがイッてる表情が見える形ですが、お姉さんが露骨にアへってる顔じゃないのが珍しいですね。別のコマでショタがイッてる表情とお姉さんがイッてる表情を分けて描いてるので細かいです。

 

オチはショタがイッてるのにお姉さんがまた続き始めようかと言う感じでオチてない形ですが、ショタがイカされてお姉さんがまだいけるという逆転なしの女性上位という終わり方でした。久々に有馬侭先生のおねショタを読みましたが、期待通りの良作で大満足です。

 

映画 ジェイソンボーンの感想(ネタバレ有り)

映画

大好きなボーンシリーズの5作目が今日(2016年10月7日)放映だったので観てきました。結論から言えば前作に勝るとも劣らない出来と言った感じで、前作を超えたか?と言われたら「いつも通り」としか言いようがないんで微妙な所です。序盤のギリシャでのデモ隊vs警察官の小競り合いの中で、ボーンとCIAが追いかけっこするシーンと終盤のラスベガスでのカーチェイスシーンは前作より画面が派手にはなっています。

行方不明になった主人公が再び表舞台に現れるというストーリーでシリーズが再開するが、やってる事は以前と変わらないので、違和感はないが新しさも感じないという意味では海外ドラマの24リブアナザーデイに近い印象を受けます。冒頭に前作のシーンが回想として挟まれるのでシリーズを一切見てない知らない人への配慮を感じられますが、良くも悪くもアクション映画なのでシリーズは本作が初見という人でも楽しめるのではないでしょうか。ただ前作までに出ていた登場人物が死亡するシーンでのインパクトは薄くなるとは思います。

 

・ストーリー

表舞台から姿を消したボーンが再び戦いに巻き込まれて、前作までの協力者を殺し屋に殺され失うという流れは2作目のスプレマシーを意識してるのかまんまでした。ボーンの謎と並行して進む、スノーデンによる暴露後のアメリカのインターネット傍受問題がボーンが知らない所でCIA上層部の足の引っ張り合いに発展していきます。ここでボーンが掴まったり殺されたりしないのは、ボーンの力だけではなくCIA側の内輪もめが関係しているという展開になるのはネタは新しくても「いつも通り」と言った感じです。

 

ボーンの謎についてはボーンの家族が前作ではあまり触れられてなかったので、今作では「父親がどういう人間で何故死んだのか」というのがボーンが命をかけてでも謎を追う理由になっています。終盤ではボーン、CIA内部、殺し屋の思惑が入り乱れて「誰が誰を殺したいのか」という展開が肝になってくるので目まぐるしく状況が変わるのが凄いです。今までCIAや殺し屋に追い掛け回されていたボーンが、最後には追いつめる側になるというのは「いつもどおり」ですがやはり盛り上がります。

 

最終的にはボーンと殺し屋の一騎打ちになります。今までは殺し屋が殺しに来たから返り討ちにするという形でボーンが殺す形でしたが、今作ではボーンの方が殺し屋をカーチェイスで追いかけて殺しに行くという流れなので今までにない感じがします。殺し屋はスワットの装甲車で、ボーンはスポーツカー(?)で追いかける形なのでかなり不利なのですが、どうやってスポーツカーで装甲車の足を止めるのかが今回のカーチェイスの見どころになっています。スプレマシーと違ってカーチェイスでは決着がつかず、生身での殺し合いに発展していきますが、ボーンは銃で撃たれて弱ってる不利な状態なのでどうやって相手を殺すのかというのもラストバトルで二番目の見どころかなと思いました。

 

CIA側の人間でありながら、ボーンの協力をしてくれる女性キャラクターが今作のサブ主人公と言ってもいい印象で、状況と立場を上手く利用していいポジションに付こうとしていましたが、上手くボーンを利用しているつもりが最後にはボーンに自分の思惑は筒抜けだったというオチで笑いを取ってきたのは良かったです。そこもスプレマシーを意識してるような気がします。

前作で触れられなかったような重要要素として、ボーンは本当は愛国者ではないのか?工作員として今までやってきた事は国(アメリカ)の為ではないのか?CIAの工作員として戻って来たくはないのか?という問いかけがありますが、今回ではボーンは明確には答えを出せない形で終わります。次回作への伏線を張ってるような印象でしたが、次回作がなくてここで終わってもどちらでもいいようなエンディングでした。

 

・アクション

前半のギリシャのシーンと後半のラスベガスのシーンは派手なのですが、ボーンが生身で1vs1で戦うシーンが物足りないように感じました。今回の殺し屋に相当するキャラが1人しかおらず、この殺し屋が目立つシーンが多かったのでその分ボーンのアクションシーンが割食らったような感じに思いました。ボーンが腹を拳銃で撃たれてるのに足を引きずりながらも平然と戦ってる様は、ジャックバウアーやジョンマクレーンみたいなジャンルに入ってるようでシリーズを重ねた結果安心感みたいなのが生まれてるのかもしれませんが。

 

・BGM

「いつもどおり」で安心感がありました。最後のラスベガスのカーチェイスのBGMはスプレマシーのカーチェイスで流れたBGMと同じ?で嫌が応にも手に汗を握ります。EDは「いつもの歌」で観終わった後の安堵感が・・・どこが新曲なのかは分かりませんでした。

 

・総評

スノーデン後の世界情勢という時事ネタと、ボーンの今まで触れられなかった謎、新キャラクターという新要素を交えつつもボーンシリーズのお約束を抑えた作りで大満足しました。新章と宣伝しているのでボーンシリーズ6作目を期待していいのでしょうか?制作されたら絶対に観に行きます。